ダージリンとアールグレイの違いは何?
ダージリンとアールグレイの違いについて解説しています。
ダージリンの特徴
インドのダージリン地方で生産される茶葉のことです。ウバやキーマンと並ぶ世界の三大紅茶の一つとされておりその強い香りは産地の寒暖の差の激しさや標高の高さといった生育環境に起因しています。
「紅茶のシャンパン」と称されるほど味の評価は高いのですがなにぶん粗悪品が多いのは厄介なところです。
ダージリンと称して売られているけど、じつは比率が数%しかないとかそういった詐欺まがいの商品が出回っています。
年に3回旬の収穫時期がありますが、その中のファーストフラッシュ・セカンドフラッシュの茶葉はとくにダージリンの特徴てきな香りが強まっていて品質が高いです。
アールグレイの特徴
グレイ伯爵が作らせたとされるのでこの名で呼ばれています。
茶葉にはかんきつ類のベルガモットの香りが着香されているフレーバーティーですね。
ベースとなる茶葉は基本的にキーマンなのですがダージリンをベースとしたものも流通しています。
アールグレイというのはブレンドティーなので、どこの地方のどのような茶葉を使用するかは各紅茶メーカーによって違うのです。
ダージリンとアールグレイの違いまとめ
■アールグレイはベルガモットの香りをつけているが、ダージリンは茶葉のみで香り着けはしていない。
■ダージリンはダージリン地方で生産された茶葉だが、アールグレイはブレンドティーなので茶葉の生産地はメーカーによって異なる。