セイロンティーの特徴
スリランカのセイロンティーの特徴や美味しい飲み方を解説しています。
セイロンティーの歴史
セイロンティーはスリランカで栽培される紅茶のことなのですが、セイロンティーの名前はスリランカの旧国名である「セイロン」に由来しています。
スリランカはかつてイギリスの植民地でありその当時の国名はセイロンでした。
そしてイギリスは植民地時代に大規模な紅茶畑をつくり、その時の名前がそのままセイロンティーとして残っているというわけです。
セイロンティーは昔から世界中で飲まれており、スリランカの紅茶輸出量は世界第二位となっています。
セイロンティーには生育環境によって以下のように分類されます。
■ハイグロウン
標高1200〜2000mで育てられた茶葉。渋みと深い味わい、強い香りが特徴的。
■ミディアムグロウン
標高600〜1200mで育てられた茶葉。癖がすくなく初心者でも飲みやすい。
■ローグロウン
標高600m以下で育てられた茶葉。はちみつのような甘みとコクがある。
セイロンティーの美味しい飲み方は?
セイロンティーはストレートでも勿論美味しいのですが、香りが強いのでミルクティーにするといっそう美味しさが引き立つのではと思います。
ミルクティーにするときの基本は「カップに先にミルクを入れる」です。この方がたんぱく質の熱変性が少なく旨味が出ます。